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0413 見えない敵にドロップキック

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30周年を迎えるエレファントカシマシの写真展が、池袋で開催されていたので行って来た。

男臭くてカッコいいおじさん達の写真が、

ざっくばらんに飾られていた。

30年間、1つのことを続けるのは簡単なことではないんだろう。

永遠だと信じてやまなかった、SMAPでさえ解散してしまったし。

というかまだ30年という時間を経験したことがないから、想像もつかない。

私が22年間続けて来たこと言えば、

私が私であることくらいだ。

(こういう歌ありますよね。)

 

学校も、部活も、バイトも、習い事も、

友人関係も、恋愛も、大して長続きしたことがない。

人生をセンチ単位で考えるとする。

私は、mm単位で何かを始めて、何かを終わらせて来た。

始めるのは、結構簡単なことだ。

終わらすことも、多少の寂しさや不安を伴うけど、そんなに高いハードルでもない。

何が一番難しいって、続けることだと私は思う。

 

いきなり話が飛ぶけれど、久しぶりに高校時代のことを思い出していた。

学園祭っぽい催しがあって、

各クラス毎にダンス発表をする。

当時、「マルマルモリモリダンス」が流行っていて、私のクラスはそれを踊ることになった。

積極的にクラスをまとめてくれた子、

いち早くダンスを覚えて、先頭立ってみんなにダンスを教えてくれた子。

言われたからなんとなくやってる男子。

いろんな人がいたと思うんだけど、

私はあまり練習に出ることができなかった。

「歯医者」「バイト」と何かにつけて、

言い訳をして、積極的に練習に参加しなかった。

(本当にバイトの時もあったけど歯医者は嘘)

家で何をしていたかというと、

からあげを揚げていた。 

 

一口大にカットされた鳥もも肉をジップロックに入れ、

・砂糖

・みりん

塩麹

・生姜

・醤油

上記の調味料を私好みにブレンドして、よく揉む。

朝、鶏肉を漬けてから学校に行くのが、

私のルーティンだった。

 

学校が終わったら、全速力で家に帰ってセーラー服を脱ぐ。

揚げ物用の服に着替え、最高のコンディションで挑む。

いい塩梅に使った鳥もも肉を、冷蔵庫から取り出し、薄く片栗粉を纏わせる。

私は竜田揚げのように、サクッとした食感のからあげが好きだ。

しかし、竜田揚げは飽くまで、竜田揚げ。

からあげではない。

ここで、私は片栗粉で化粧された鳥もも肉を少しだけ置く。

鳥もも肉から出てくる水分の働きによって、

竜田揚げとからあげをいいとこ取りした衣に、仕上げられるのだ。

手間暇かけて育て上げた鳥もも肉を、

油の海へと航海させる準備は出来た。

大切なのは、温度。

…と、思っているうちはまだ甘い。

揚げ油の温度が大切なことなんて、

ホモサピエンスが誕生した時代からの常識だ。

からあげにとって、何が大切か。

すばり、「二度揚げ」である。

可愛い子には旅をさせよ、ということわざがある。

手間暇かけて育て上げた鳥もも肉達を、

油の海へ2回も送り出す。

一見無慈悲な行為にも思えるかもしれない。

涙なしでは出来ないことだ。

しかし、この困難を乗り越えること以外に、

一丁前のからあげとなることは、ありえない。

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勢いで書いてみました。

めんどくささが波のように押し寄せてきたので、これにて終わりです。

中身のないことをただ書いてみたかった。

からあげ大好き!

 おわり