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0418 あるようでない本質

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いきなりだが、
「好きな芸能人は?」という問いに対し、
一貫して「Mr.Children桜井和寿!」と答えてきた。
 
当時一番仲良かった女性に、
「私の元カレ、ミスチルの桜井さんに
似てるんだけど紹介しようか?」
と言われたことがある。
(この女性の貞操観念については、触れないで欲しい)
 
ミスチルの桜井さんに似ている人を
紹介されても、正直困るのだ。
しかも元カレ。
 
あくまでも私が好きなのは、ミスチルの桜井さんであり、いくらミスチルの桜井さんに似ていても、ミスチルの桜井さんでないのならば、「ミスチルの桜井さんに似ている」という条件を提示されたところで、全く意味をなさない。
 
例えるならば、
「今日の夕ごはん、見た目はカレーライスなんだけど、ハヤシライスだよ。」
と言われているようなもんだ。
口に入れたらハヤシライスでしかないものに、
「見た目はカレーライス」なんて野暮な情報が、
いかに無意味であるかが、明白に分かる。
 
これめんつゆだけど麦茶に似てるから飲みなよ。
めっちゃからあげに似てるサーターアンダギー食べる?
一万円ないから、似てる千円で許して!
 
めちゃくちゃである。
こんな理論がまかり通ったら、
「似てる」の定義が破綻してしまう。
 
目と口と鼻のある場所が、
新垣結衣に似ているので、私は新垣結衣です。
 
といっても許される世界になってしまう。
まあ、それはそれで良い。
 
限りなく本物に似ていても、本質はニセ物でしかない。
逆も然り、本物もニセ物になることはできない。
本物がいいという人もいれば、
ニセ物がいいという人もいる。
 
前置きが長いが、今日の主題は「本質」である。
 
わかりやすく、再度ミスチルの桜井さんを例に出す。
 
おそらく、私はミスチルの桜井さんじゃない、
ただの桜井さんだったら好きになっていない。
 
もしこれが、
 
サッカー選手の桜井さん
上司の桜井さん
スタバ店員の桜井さん
インドカレー屋の桜井さん
 
だったら、いくら外見がそっくりでも、
目もくれないはずだ。
「あの人かっこいいな〜」とときめき、
三日三晩眠れないくらいだけだと思う。
 
なぜミスチルの桜井さんが好きか、
似ている人じゃだめなのか。
 
ここまで分解したらお察しかもしれないけれど、
「本質」が違うからである。
 
桜井和寿という人間が築き上げてきた、
「本質」はコピペできない。
 
ここで、「お前、桜井和寿の何を知ってるんだ!」
と言われたら、ちょっと黙ってしまう。
 
再三ミスチルの桜井さんについて語ってきたが、
あまり桜井さんのことを知らない。
 
もしかしたら、とんでもなく非人道的で、
トイレットペーパーの代わりに一万円札を使ったり、
からあげの衣を剥がして食べ、
カレーライスの「ライス」部分を残して
しまうような、人格の持ち主かもしれない。
 
ここまで言ってしまうと、
主題からかなり道をそれてしまうので、話を戻す。
 
ミスチルの桜井さんの「本質」を、
「音楽センス」と仮定する。
ミスチルの桜井さんのご家族や、友達、仕事仲間のように、
彼の人柄がわかるほど、近い人間であったら、
桜井さんの「本質」は、また違った形になるんだろう。
 
しかし私は、彼の一ファンに過ぎない。
テレビの音楽番組や、
ライブでパフォーマンスしているような、
すこぶるかっこいいミスチルの桜井さんしか知らないのだ。
Mr.Children、歌手である桜井さんこそが、本物である。」
というしあわせな思い込みの上で、成立する本質である。
 
本質の本質がわからないように、
結局のところ本質の定義なんて、机上の空論かもしれない。
ミスチルの桜井さんに、
「音楽センスなんて俺の本質じゃない」
なんて言われたら、この記事に費やした時間が無駄になる。
 
ここまで書いてきて、「本質」がなにか
わからなくなってきたので、改めてグーグルで検索してみた。
 
ほんしつ
【本質】
  1. そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質・要素。

 

らしい。
 
模範的な意味合いを理解した上で、胸を張って言いたい。
ミスチルの桜井さんに似てても、
本質は違うので興味がありません!」
ということだ。
「私は、人や物事の本質を見る人間なので、
外部的要素に惹かれることはありません!」
こういうことだ。
最終的に、「私は人を見た目で判断しないぞ!」という、
いい人キャンペーンのために書いた文章になってしまった。
 
最後に、上で書いたことが全部ひっくり返ってしまうようなことを言うが、
「元カレが岡田将生に似てるので紹介する」だったら、
尻尾を振り、よだれを垂らしながら食いついたことだろう。
 
おわり