1031 叶える前に消えた夢

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私はSMAPが大好きだった。

大好き過ぎて、SMAP×SMAPの最終回4時間ぶっ通しをリアルタイムで見続けており、その日開催された『エレファントカシマシデビュー30周年記念完全招待制シューティングライブ』に行き損ねた、という逸話を残している。(因みに、ライブの抽選は恐ろしいほどの倍率で、当選は奇跡だったようです)

憂鬱な週の始まり、SMAP×SMAPが唯一の楽しみだった。毎度お馴染み、中居正広の「オーダー」という掛け声に、テレビの前で「うぃーむっしゅ!」と元気に答えていた。今では考えられないくらい無邪気な子だった。

 

中学生の頃の私の夢は「ビストロSMAP」に出演することだった。

ビストロSMAPに出たら何を注文しよう。」
このことで頭が一杯になり、授業中もろくに先生の話を聞いていなかった。
二次関数や関係代名詞のことより、「ビストロSMAPで何を注文するか」の方が大事だった。当然である。

 

1人で出演する予定だったので、最低2品、何を注文するか考えておかないといけない。
メインは間違いなく肉を頼むつもりだった。当時から、から揚げが好物であったが、天下のビストロSMAPで「から揚げ」ってなんだか芸がないし、SMAPより私の方が美味しいから揚げを作る自信があったので棄却。肉ならなんでも美味しいだろうし、ということで「SMAPのみなさんが私に食べさせたい肉料理」をオーダーすることにしていた。
デザートは何を注文する予定だったのか、記憶が定かでないが、まあ彼らなら、センスとお金と愛嬌でなんとかしてくれるだろう。

ビストロSMAP」に出演する、という幼き頃の夢が、SMAP解散によって惜しくも破れてしまったが、もし今後復活するようなことがあれば、一般人代表としてお声掛け頂きたい次第である。

 

ついでに、笑っていいとも!のテレフォンショッキングにも出演する予定であったが、
こちらも出演する前に番組が終了してしまった。なんとも無念だが、よくよく考えてみると、公共の電波を使ってまでタモリさんと話したいことって特別ない。それに、私がテレフォンショッキングに出たとしても、喜ぶのは親族だけであって、視聴者の殆どが「この人誰?」という感想をもつだろう。私の出演によって茶の間が凍りつく前に、番組が終わってくれて本当に良かった。

 

最後に、私は「特に大成しなかった日本人代表」として歴史の教科書に載りたいと思っている。歴史の教科書ならそう簡単に廃刊になることはないだろう。それでも、もし自分の子供が歴史の教科書を手にし、「特に大成しなかった日本人代表」として母親が掲載されていたらどうだろう。それが原因でいじめに至る可能性だってある。なので、もし「特に大成しなかった日本人代表」として歴史の教科書に掲載させて下さい。と、どこかの出版社からお声が掛かっても丁重にお断りしようと思う。申し訳ない。

 

以上のことを踏まえて確信したのだが、私は斉藤和義を聴き始めてから馬鹿になってしまった。

終わり